― 家は「建物」だけでは完成しない ―
家づくりが進む中で、
どうしても優先順位が下がりやすいのが外構です。
建物の間取りや性能、デザインを考えるだけでも決めることは多く、
外構は
「ひとまず住んでから考えよう」
「余裕が出てから整えよう」
と後回しにされがちです。
しかし実際には、
外構を後回しにしたことで後悔するケースは少なくありません。
なぜ、外構は後回しにすると失敗しやすいのでしょうか。
外構がないと、家は完成して見えない
どれだけ建物にこだわっていても、
外構が整っていないと、家全体はどこか未完成に見えてしまいます。
- 建物が道路に直接面している
- 玄関まわりが落ち着かない
- 視線の逃げ場がなく、圧迫感がある
これは、建物と敷地の関係性が整理されていない状態です。
外構は、建物と周囲をつなぐ「緩衝材」のような役割を持っています。
これがないと、せっかくの建物のデザインも引き立ちません。
動線と使い勝手がちぐはぐになりやすい
外構を後回しにすると、
暮らし始めてから
「ここ、使いにくいな」
と感じる場面が増えがちです。
- 駐車場から玄関までの動線が遠い
- 雨の日に足元がぬかるむ
- ゴミ出しや自転車の出し入れが不便
これらは、
建物の計画と外構の計画が分断されていることが原因です。
外構は、見た目だけでなく、
日常の動きやすさに直結する要素でもあります。
「あとから整える」は意外とハードルが高い
外構は、
「住みながら少しずつ整えればいい」
と思われがちですが、実際にはそう簡単ではありません。
- 生活が始まると工事の立ち会いが大変
- 追加工事のたびに費用がかさむ
- 仮の状態に慣れてしまい、そのままになる
結果として、
「本当はこうしたかったけど、結局そのまま」
という状態になってしまうことも多いのです。
外構コストが想像以上にかかることも
建物の予算を優先するあまり、
外構費用をしっかり確保していないと、
後から思った以上の出費になることがあります。
- フェンスや塀
- アプローチ
- 駐車場の舗装
- 植栽
これらは最低限必要な要素でもあり、
削りすぎると使いにくさや防犯面の不安につながります。
外構を後回しにすると、
建物完成後に別予算として発生するため、
心理的な負担も大きくなりがちです。
防犯・プライバシーの後悔につながりやすい
外構には、防犯やプライバシーを守る役割もあります。
- 視線をどう遮るか
- 夜間の明るさをどう確保するか
- 侵入しにくい動線になっているか
これらを後回しにすると、
「住んでみてから不安を感じる」
という後悔につながりやすくなります。
外構は、
安心して暮らすための環境づくりでもあるのです。
THE FLATが外構を最初から考える理由
THE FLATでは、
建物だけでなく、外構や植栽も含めて
敷地全体のデザインとして住まいを考えています。
それは、外構が
- デザイン
- 動線
- 快適性
- 安心感
すべてに関わる重要な要素だからです。
最初から外構を含めて考えることで、
- 建物のデザインが引き立ち
- 暮らしやすさが整い
- 予算配分もしやすくなります
まとめ:外構は「後から足すもの」ではない
外構は、
建物が完成したあとに付け足すものではありません。
建物と一緒に考えることで、
はじめて家全体が整います。
- 見た目の完成度
- 日々の使いやすさ
- 安心感
これらを支えているのが、外構です。
家づくりを考えるときは、
「建物ができたら完成」ではなく、
「敷地全体でひとつの住まい」という視点を持つこと。
それが、外構を後回しにしない一番の理由なのかもしれません。